[WE01]
部長 堀之内 静香さん[左]
関西外国語大学3回生
『はじめは、「茶道ってスゴイ! でも大丈夫? 私、できる?」って(笑)』
[WE02]
石田 奈央さん[右]
関西外国語大学3回生
『外国語大学生だから、逆に日本の文化をもっと知っておきたい』
Q:関西外国語大学茶道部「ぜんしん会」とは?
堀之内さん(以下H):毎週火水に活動しています。また、年2回の学芸祭では普段の成果を発揮する場として、お客様を招いての『お茶会』を開催しています。水曜日には外部の先生から丁寧にご指導いただいています。
Q:茶道について簡単に教えてください
H:季節によって2つの作法がありまして、夏と冬では用いる道具が異なります。5~10月にかけては暑くないようにお客様から火を遠ざけることができる、『風炉(ふろ)』を使います。対して、11~4月にかけては『炉(ろ)』を使って火を近くへ据えて、お客様が暖かいようにするんです。簡単に言うと、簡易コンロと囲炉裏の違いと思っていただければわかりやすいかもしれませんね(笑) それぞれの動きには、すべて作法が決まっています。大変ですがひとつひとつに意味があり、とっても奥深い世界なんです。
Q:茶道とのであいは?
石田さん(以下I):祖母が茶道をやっていて、遠い昔に一度だけ着物を着て『お茶会』に参加したことがありました。それが子どもながらにとてもワクワクして! またやってみたいとずっと思っていたんですね。それで、外国語大学に入ったのをきっかけに、「逆に日本の文化をもっと知っておきたい」と考えました。でも、ホントの決め手は、体験会で先輩方が優しかったからです(笑)
H:小学生の時に、年2回ほど外部から茶道の先生を招いての授業があったんです。そのときはじめてお茶とお菓子をいただきました。子どもなのでお茶はそんなにおいしいとは…… けど、上菓子のあまりのおいしさに「コレはっ!! 」って、感動してしまって! その日はクラスメイトがひとり欠席していたので、その子の分まで食べちゃいました(笑)
Q:心に残るエピソードを聞かせてください
I:『ぜんしん会』は海外留学生にも興味をもってもらえて、去年は5~7名ほどが在籍していました。彼らの帰国が近づいてきたときに、茶道を忘れないでほしいと思って「茶道セット」をプレゼントしました。とっても喜んでもらえたのが嬉しかったです!
H:入部したての頃の日々が一番印象に残っています。はじめはお客様側として練習したのですが、先輩たちの所作がとにかく綺麗で…… 茶道って奥が深いんだと心から思いましたね。「茶道ってスゴイ! でも大丈夫? 私、できる?」って(笑) 覚えることがとにかく多くて…… ちょっとした動きにも、角度などにきまりがあるんです。今でもたまに間違えてしまいますけど(笑)
Q:夢や目標はありますか?
H:日本の学生もそうですが外国からの留学生に、もっと『ぜんしん会』に来てもらって、茶道を通じて日本の文化や心に触れてもらいたいと思っています。それをきっかけに、世界にもっと茶道の楽しさや魅力が広がれば嬉しいです。
Q:最後に一言メッセージをどうぞ!
I:関西外大「文化博覧会」は所属学生でなくても参加いただけますので、ぜひ日本の茶道を体験しにいらしてください。
お待ちしております!
関西外大『文化博覧会』開催!
日付:2019年6月16日(日)
時間:10:00~15:00
会場:関西外国語大学 中宮キャンパス2号館
費用:おひとり様 300円
※お茶とお菓子の提供をいたします
「文化会系のクラブやサークルが、日ごろの活動の成果を披露します」
毎週火・水 16:30~19:30に活動中!!
「物静かなイメージに思われるかもしれませんが、いつも和気あいあいと練習しています!! 一緒にのんびりお茶でも飲みましょう!! 」 新入部員大募集中!!
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