[WE03]
代表 谷岡 宙樹さん
関西大学3回生
『たどり着けたときの達成感が「また登りたい!」と思わせてくれる』
Q.「関西大学バックパッキングクラブ」(通称:BPC)とは?
谷岡さん(以下T):登山を中心としたアウトドアを楽しむ部活です。4~8月のシーズンには毎月ペースで定例登山を行っています。新入生や未経験者も楽しめるよう、段階的に難易度を上げて、8月の合宿で日本アルプス登頂を目標に頑張っています。けれど、登山だけではなく、ジップラインやラフティングを体験したり、キャンプを企画したりと、アウトドアなら何でも楽しんで活動しています。
Q.なぜBPCに入部したのですか?
T:なにげなくパンフレットを読んで、面白そうだと思って入部しました。親の趣味も登山で、小さな頃はよく家族でハイキングに連れていってもらったので、その影響もあるかもしれません。思い返すと子どもながらに、レベルの高い山を登っていたんですね。よくそんな体力あったなぁって(笑) しんどかった記憶しかない山登りだったんですが、大人になってみると楽しくて!
Q.登山の魅力って?
T:そこでないと見られない風景や音、季節などの自然を感じることが何よりの魅力です。苦労して、苦労して、やっとたどり着けたときの達成感が「また登りたい!」と思わせるんです。
Q.今までで一番心に残っていることは?
T:去年の夏休みにアフリカ大陸最高峰の『キリマンジャロ(標高5,895m)』の登頂を果たしたことです!! BPCで出会った、とても頼れる先輩と一緒に挑戦しました。ものすごくしんどくて…… 山頂に近づくにつれ、空気は薄くなってくるし、最終日はマイナス10℃の中をひたすら歩くんです。休憩すると凍えてしまうので、しんどくても動き続けなければいけない。そして、やっっっとの思いで山頂にたどり着いたときには、自然と涙が込み上げてきました。とにかく大泣きしながらハグしあったのを覚えています。本当に一生モノの思い出です!!
Q.どのくらいの感動でしたか??
T:これは実際に登ってみないと、なかなか説明しづらいですね(笑) 例えるなら、フルマラソンを走り切っても全員では泣かないと思うんですけど、キリマンジャロではその場の全員が、自然に大粒の涙があふれてしまうという感じです。真っ暗なうちに出発して、山頂に登ったときに日の出を迎えます。太陽の光に“生きていることを実感する”とか、“地球を感じて心がいっぱい”になってしまうんです。「太陽の力ってスゴイ」ってあのときほど感じたことはありません!
Q.BPCのココが自慢!!
T:高い企画力と積極的に意見を出しあえる環境だと思います。それは代々、先輩から受け継がれているものなんですね。あとは、8月の合宿登山への参加人数の多さ!! 今年は総勢59名で登る予定ですが、そんなに大勢での登山っていうのは、あまり聞きませんね(笑) テントは10張以上にもなるんですよ。
Q.目標や夢はありますか?
T:キリマンジャロ以降、海外登山にハマっていて、次の目標は東南アジア最高峰と言われているマレーシアの『キナバル山』に挑戦しようと計画しています。 次は僕が後輩を連れて!
谷岡のファン (水曜日, 01 1月 2020 15:36)
かっこいい(๑>◡<๑)