[084]
キャプテン 小野寺 海智さん
龍谷大学3回生
『僕たちの世代で、新しい歴史を刻みたい―』
[085]
副キャプテン 泉本 響平さん
龍谷大学3回生
『キャプテンが決めてくれた新人戦全国優勝の瞬間』
Q.クリケットについて教えてください
小野寺さん(以下:O)
野球の原型となるイギリス発祥のスポーツです。日本ではまだまだマイナーで競技人口も 少ないのですが、実は世界の競技人口はサッカーに続いて2番目に多いんですよ! 特にインドでの人気が高いです。僕はキャプテンさせてもらってますけど、大学に入るまでは知 りませんでした(笑)
泉本さん(以下:I)“投げて打つ”という部分は野球に似てますが、プレーは11人対11人で攻撃と守備は1回ずつしかなんですね。10回アウトを取るまで攻守が交代しないので、 1つのアウトがとても大事で、時間が長くなることも。プロの試合では一日で終われずに、何日間も続くこともあったりします。
Q.クラブの活動を教えてください
I:約30人が所属しています。週2回の練習を基本として、試合のある4~9月にかけては練習量と回数を増やしていきます。シーズンになると土日は試合が続くので、クリケットに“どっぷりハマる”って感じですね(笑)
Q.クリケットをはじめたキッカケは?
O:クリケットのことは新入生歓迎会で初めて知りました。やったことないけど、高校までやってきた野球の経験が活かせるんじゃないかと…… 軽く考えて始めましたが、実際やってみると微妙に違って上手くいかない !!(笑) 野球って横の動きが多いんですけど、クリケットはさらに縦の動きも入ってくる。体が慣れるまではちょっと戸惑いました。
I:入学説明会のときに隣に座った友達がいて、その先輩がクリケットクラブの方で「友達も一緒にどう?」って誘 われたのがキッカケです。警察官になりたくて日本拳法にしようかと考えてたんですけど、チームの雰囲気があったかい感じでよかったのでクリケットに決めました。
Q.一番心に残った試合を教えてください
O:去年の新人戦でしょうか。僕たちの世代になって、はじめての大会だったんです。今までチームの活動すべてを3人の先輩が引っ張ってくれていたので、僕たちだけで練習も運営も試合もっていうのは正直大変でした。頼りっきりだったことを実感しましたし、「これを3人でやってたのか!」って驚きました。そうやって試行錯誤しながら挑戦して、新人戦全国優勝できたことが本当に嬉しかったです!
I:その大会の、優勝を決めた最後のプレーが、“ボールド”っていうクリケットの中で、一番気持ちのいいアウトの取り方でした !! 見事にバシっと決めてくれたキャプテン(小野寺さん)のもとへメンバー全員が集まって 「ウヮァーッ!!」ってなりましたね! いろんな気持ちが混ざって、アツくなった瞬間です。
Q.今後の目標は?
O:関西と関東のリーグ上位2チームによる準決勝を勝ち抜いた、全国決勝大会“チャンピオンズウィケット”に出場することです !! 龍谷大学はそこまで駒を進めた経験がありません。僕たちの世代で、今までできなかった新しい歴史を刻みたいと思っています。そして、そのまま全国優勝までいきたいです!!
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